お正月っていいですね~
早速ですが、お正月っていいですね~!
子供の頃はお年玉が嬉しいくらいで、特にお正月だから嬉しい!とかはなかったのですが、今年、お正月っていいですね~と思ったわけです。
おせちをお取り寄せしたから年末に余裕があったって言うのも理由の一つですが、『お雑煮が美味しかったから』と言うのが1番の理由です。
きっとここまで読んで、『ん?』と思った方もいるのでは…?
確かにお雑煮は美味しいかもしれないけど、だからといって、イコールお正月っていいですね~とはならないぞ、と。
確かに。
では、何でお雑煮が美味しいとお正月がいいのかを説明したいと思います!
ちなみに今回は一枚も写真がありません。文字のみ!
決して忘れたわけではございませんっ!
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01.年末にお餅をつくる
え?!
年末にお餅を作った話はもう聞いたよ!
3合の餅米をタッパーとすりこぎ棒でお餅にして、鏡餅も作って、残りは冷凍庫と辛味餅にしたんでしょ?
冷凍は1個ずつ包んでジッパーバックに入れて冷凍したんでしょ?
水を使わなかったら早く楽にお餅になったんだよね、たしか。
…と、思ったそこのあなた!!!
大正解。
いつも私のブログを読んでくれてありがとうございます(ニッコリ)
じゃあ、なぜ書いたのかって?
それはですね、1番最後まで読んだ時に何となく分かるはずです…きっとね。
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02.冷凍餅と辛味餅
ひとつ前で、誰かにすっかり説明されてしまいましたが、個別にラップしたものを冷凍保存し、すぐ食べるようにと少し多めに辛味餅をタッパーに入れ冷蔵保存しました。
ですが、辛味餅は食べきれず、そのまま年を越しました。
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03.三賀日明けの食事
これまで内容と言う内容もなく進んできたわけですが、いよいよ、ここで全貌が明かされます!!
みなさん、年明け三賀日は何を食べましたか?
え?!おせちを食べてない?!
そ、そうですか…。
料理の好きな方はそれでもいいんです。
でも、私の様な料理があまり好きではない身としましては、少しでも作り置き…お節料理を活用したいわけです。
(今年も購入したんですけどね!)
なので、何としても3日はおせちで過ごしたい!
(私はお米がないと○んでしまう生き物なので、この時期も魂が勝手にごはんを炊いてくれています)
三賀日には『竈門の神様に休んでもらうため』や『この間くらいは料理をせずにのんびり過ごしてもらいたい』などの理由から、火を使わずに過ごすと言う風習もありますし!
他にも包丁や流しなどを使わずに…と言うものもありますし!!
ね!!!
なので、お正月の三賀日はおせちで過ごすわけです。
すると、じゃあ、4日目からはどうするの?となりますよね。
現代人ならここから日常に戻していくのかな?と。
(昔は1月中がお正月だったと言う説があるらしいので、敢えて現代人と書きました)
実は毎回悩みます。
一年の1番最初の悩みがいつもこれ。
だって、昔の人はどうしてたのか意外に情報が少ないのです。
おせちなどを食べなかったり年越しは旅先でと言う人が増えてきた昨今、お正月だからこうしないと!みたいな呪縛から解放されつつある反面、いま一度きちんと知っておきたいのに。
なので、毎年一生懸命、ない頭を捻ります。
そして、昨年たどり着いたのが、
①年末にお餅を作り、鏡餅を作る
②鏡開きでそのお餅を使う
でした。
なぜなら何か頭の中でごちゃごちゃになったようで、だって、お正月中は火も包丁も…となっていたからです。
(今思うとちょっとかわいい)
でも、昨年は作り置きの事を考えていませんでした。
そして今年になって、お餅って縁起物であると同時に、冬の間の保存食でもあったのでは?と思いました。
今は冷蔵庫や冷凍庫があり、お餅だって冷凍で保存がききます。
食べる時も火なんて使わなくてもレンジやオーブンで簡単に調理できます。
でも、昔はそんなものはなかったので、ひとまず便利なものを排除して考えてみました。
すると、まず、作るお餅の量から違うのではないかと言う考えになりました。
そこから、個別に分け、しっかり乾燥させる。
その中から鏡餅も作っていく。
もしくは、仏壇や神棚にあげる。
お正月の三賀日はお餅より傷みやすいおせちを食べ、食べ終わった頃には火を使える様になるので、保存食であるお餅と、おせちの残りでお雑煮を作る。
これが料理始めとなる。
でも、3日のんびりして、いきなり料理はしたくないから、のんびりの延長で作れる、材料は主に残り物、お餅を入れて煮るだけの楽ちんお雑煮を3日間。
そろそろ飽きてきた頃、1月7日の人日の節句、がやってくる。
そこで七草粥を食べる。
やっぱりごはん料理は大変だなぁと思い、
鏡開きをしたら、お雑煮は飽きたから、甘いものをと、たくさん余っている黒豆でお汁粉を作る。
そして再び少し飽きてきたなと米を使って小豆粥。
それが済んだらいよいよ15日の成人式もつつなく行われ、日常へと戻っていく。
こうしてみると、何だかとってもお正月って素敵だなぁと思うのです。
まるで小説を読んでいるみたいに。
実際には神事的な行事だと思うので、あくまでこれは、私の中の俗物的思考によるものではありますが・・・。
実は私、暫く前より、料理系時代小説にハマっているのですが、まさにそんな感じの小説を読んでいる気分になったのです。
でも、それってつまり、私の中では、日常であったはずのお正月が、昔のものとして認識されつつある、非日常になってしまっているんだなぁと、哀愁を感じています。
大好物!!
ぐへへ。
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そんなわけで、お正月っていいなぁ~と思うのです。
外でお仕事されている方にはなかなか難しい行事ですもんね、お正月。
私もつい最近まではそうだったので、みにつまされる思いです。
だからこそ、余計に有り難く感じるのかもしれませんね。
できない方の分まで、しっかり楽しもうと思います。
1月11日の鏡開き、無事鏡開きを行うことができるのでしょうか?
お楽しみに!
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