UBB~うーたんの勉強部屋~

Ελληνικάと日本語 トンチ比べをしよう

2023/04/28
雑談 0
HOLA!おら、うーたん。です。


今回は、最近ハマっている語学の勉強にまつわるアレコレです。
語学を勉強していると雑学的な話題を見つける事ができるので、とても楽しいです。


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【今回の見出し】


時期的に冷やし中華始めましたと間違えそうな見出しですが、始めたのは冷やし中華ではなく、語学の勉強です。
それも多ヶ国語。
英語すら怪しいのに。


 勉強している言語は…
Ελληνικά/Français/Tiền biết/EnglishEdit
その他気になる言語が、4~5カ国あります。 
まだ始めたばかりなので、色々な国の言葉で1つの言葉を覚えています。 



ところで、上記4つの言語、全てその国の言葉で、〇〇語と書いてありますが、何語かわかりますか?
何となく分かりそうなのもあるような。

正解は、ギリシャ語、フランス語、ベトナム語、英語となっています。








中でもギリシャ語(Ελληνικά)は、今回の勉強のきっかけでもあり、多ヶ国語で勉強している単語とは別に簡単な文章なども勉強しています。
ただ、他の言語より教材が少ない印象で、サイト経由で直接ギリシャの方に教わったりしています。


そしてそれがとても楽しく、今回のブログを書くきっかけにもなりました。
最近では、コロナの種類を表す際、ギリシャ語が使われているので調べたりして、知っている人も多いのでは。
私もその調べたタイプの人間です!


個人的には、今、Ελληνικά(ギリシャ語)が一番熱い言語です!

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02.多ヶ国語のメリットとデメリット


とは言え、せっかく多ヶ国語で勉強しているので、初心者の私が感じる多ヶ国語勉強での【メリット】と【デメリット】をまとめてみます。
個人的には私の様な入り口として、多ヶ国語を同時に覚えるのがオススメです。


【メリット】
01.言葉の成り立ちに気付くことがある
02.覚えやすい
03.会話はできなくても、色々な国の人と話すきっかけを作りやすい
04.日本語が得意になる
05.楽しい(飽きにくい)


何となくほんと~?と思われそうな良い言葉が並びます。

でもやっぱりデメリットもあります。


【デメリット】
01.どの国の言葉か分からなくなる
02.ニュアンスを揃えるのが難しい
03.なかなか先に進めない


私はまだ初心者なので、それほどデメリットは感じませんが、それでもやっぱりあります。


恐らく、このメリット、デメリットのなかで、【04.日本語が得意になる】これを見て、『どう言う事?』疑問に思った方が多いかな、と思います。
これが勉強する中で、面白いなと感じた、1番の理由かもしれません。


どう言う事かと言うと、日本語って意外とクセが強くて、普段何気なく使っている言葉も、本来は2つの言葉からできていたりしますよね?


例えば、【(それ、)私のだよ!】。


これは本来、【(それは、)私のものだよ!】ですよね?


当然なんですけど、それを意識して使っていますか?
私は全く意識していなくて、私の!と言ったら、私のもの!といっている認識に勝手になっていました。
多ヶ国語を勉強する事で、こう言った事例に出会う確率が上がります。


そうすると、誰かに『これってどう言う意味?』と聞かれた時に答えやすくなります。


海外の人に言葉を教えてもらっている中で、当たり前に使っている日本語だからこそ、上手く説明出来ない事があるのだなぁと感じました。

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03.海外の人と媒介語でのやりとり


突然ですが、皆さんは、お互いがお互いの言葉を分からない状態で、海外の人に言葉を教わった経験、ありますか?
私はありませんでした。
なぜなら、今までの勉強は学生時代(私は高卒です)の英語だけだったから、分からない事、興味がある事を見つける前に、先生から教えられます。
仮に、じゃあこれはなんて言うの?と思っても、日本語がわかる先生がいるので、何も考える事なく、そのまま日本語で質問できました。


なので、お互いに言葉が分からない人との交流なんてした事がありません。


ところが、ギリシャ語は初めての言語ですし、私の周りには残念ながら、教えてくれる人はいません。
それでもギリシャ語を勉強したい!
そんな折に、海外の方々とお互いに語学の質問をしあえるサイトを見つけました。 



やったー!
でもギリシャ語はわかりません…。



 そこで、媒介語である【英語】を使って質問をします。
ところが、上手く英語で表現できないと、伝言板ゲームみたいに、ニュアンスが変わって伝わってしまいます。
これが難しい。


ここでハッ!としたのはフランス語のおかげです。


私はひとまず、料理用語を勉強しようかなと思っているのですが、【煮る】を勉強している時に、ちょっと調べたら、たくさんの【煮る】が出てきて、ただの【煮る】はありませんでした。

 ここで何か気付いた方、正解です! 


私達も【煮る】時に、煮るとは言うものの、『弱火で煮る』『強火で煮る』『煮えばな』『沸騰させる』『ぐつぐつ煮る』『煮立たせないように煮る』など、意外に多くの表現を使っているのです。


そして、私はそれらに対応する英語をしりません!!


そうなると、その様子を、知っている言葉などでどうにか伝えるしかありません。
そうなると、いかに日本語を分解して説明できるかが大切になってくるのです。


これが楽しい!


そして、更に次の【04.知ったらゾクリとするあの話】に繋がっていくのです!

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04.知ったらゾクリとするあの話


分解して伝えていく中できちんと伝わったり、その結果、何かを教わったりします。
料理用語を教えてもらっている私は、最近、【切る】を教わりました。


日本語【切る】
英語【cut/chop】
ギリシャ語【κόβω/τεμαχίζω】
?!!


実はズルして翻訳を使いました。
【日本語】 まず、野菜を切ります。 玉ねぎはみじん切り、ナスは乱切りにします。
 【英語】
First, cut the vegetables.
Chop the onion and chop the eggplant.

この時点できちんと確認しなかったのが悪いのですが、変換時にcutとchopが出てきています。
更に、みじん切りも乱切りもchopになっていました。


この後、当然ギリシャ語で帰ってきたのは、それぞれに対応する言葉。
【κόβω/τεμαχίζω】
恐らく、この間にも微妙なニュアンスの違いがある可能性があります。


困った私は、再び翻訳に頼りました!


するともっと恐るべき事が起きたのです。 


私がやったのは
①【κόβω/τεμαχίζω】を翻訳
②翻訳されたものを再翻訳
③切るを翻訳
④翻訳されたものを再翻訳


①と②、③と④等を複数回繰り返しているうちに、全く違う言葉が表示されました。


それは、以下の4つです。
分かりすく日本語で書きます。


①一口サイズ
②セクション
③デミリタ(セパレータ)
④団結




①については、なるほどな!と思いました。
今後、分からない言葉に遭遇した時の表現の参考になりました。


問題は②~④です。
分かる人は見ただけで、私が何を言いたいか分かったかもしれません。

少し話がそれますが、実は私、以前にも似た様なゾクリを感じた事がありまして… 


それは2進数の勉強を楽しんでいた頃の話でした。
2進数とは0と1だけで表す数の表し方で、私達が通常使っているのは1~10までを使って表す10進数です。
確か中学くらいでちらっと勉強したようなしてないような…。 

その時は全く意味がわかっておらず、ぽかーんとしていたのですが、つい最近、どうしても2進数が機械語と言われている事に納得出来なくて(だって0と1だって人間の決めた概念じゃん!と)、少しだけ勉強していたのですが、その2進数にはある法則があるらしいです。


ここで先生が怖い話するよって言ってた!


少ないので全部書きますね。
10進数では0から15までを
0/1/2/3/4/5/6/7/8/9/10/11/12/13/14/15
少数の数のうち、2進数で表せるものを探す
0/0.5/0.25/0.75/0.125/0.625/0.375/0.875/0.0625/0.5625/0.3125/0.5875/0.1875/0.6875/0.4375/0.9375
それを2進数で表すと
0000/1000/0100/1100/0010/1010/0110/1110/0001/1001/0101/1101/0011/1011/0111/1111
ちなみに0から15までを2進数で表すと…
0000/0001/0010/0011/0100/0101/0110/0111/1000/1001/1010/1011/1100/1101/1110/1111


多分、覚えている人は、『ああ、あれか』となると思いますが、多分、これを見ても何だか分からない人が多い!と思いたいです。 


実際、私も授業の時はこれを聞いてもぽかーんとしていて、そのまま忘れていました。
でもね、これって自分から2進数を学んで、自分で計算していく中でゾワリとするんだと思う。
そう言えば、マスダ先生は、自分でやってみてみたいな話もしてたような。
こんな面白い事言ってたんだね!


実はこれ、【10進数】の【2進数】と、
【小数】の【小数2進数】(名前が合ってるかは微妙)が鏡写しになってます!




でも、これを聞いてもゾクリなんてしません。


これは、少数のうち、2進数で表せる数を探して解いている途中で、これに気づいた時にゾクリとしてしまうのです。
事実、これは、勉強したことをまとめているノートなのですが、他の計算してみたりする落書きノートで書いてみたところ、思わずゾクリとして 切り取り、このノートに貼ってまとめたのです。
参考書にはこれのヒントとなるような導入しか書いてなかったので、それを試さなかった人は、同じ参考書を使っていても、ゾクリとはしなかったかもしれませんね!



↓勉強していた時のノートです。






話を戻します。

実はさっきの
②セクション
③デミリタ(セパレータ)
④団結
この3つにも法則があったのです!
(これは勝手に感じたやつ)


②セクション
映画などでよく、第3セクションとかって耳にしますね。
第3て事は、第1、第2…と、いくつかに分かれたうちの3つ目の何かというイメージでしょうか。

 ③デミリタ
これは分からなかったので調べました。
どうやら2進数の説明で、数字を区切る時に使っていたスラッシュ(/)やカンマ(,)などがそれに当たる様です。
そして、デミリタと一緒に検索されているのが、セパレートらしいです。
これはデミリタを検索したら分かります。
そして、セパレートはセパレーションと言う言葉を聞くので分かりますよね。
1つの空間を二つに分けたり…。 

④団結
一致団結とかいいますよね。
みんなでひとつになろう!みたいな。


どうでしょう?


②→③→④と翻訳されるのを見た時、私はこの④の団結と言う文字を見た時にゾクリとしました。


どのくらいゾクリとしたかと言うと、団結の意味を確実にわかっているのに、私の知っている団結の意味があっているか、思わず確認せずにはいられなかったくらいです。
2進数の時と同じように。
でもこれも、同じ様に追体験しないと、あまりゾクリとはしないかもしれませんね。
これ、ギリシャ語じゃなかったら、変換チェーン(伝言板ゲーム)みたいにならなかったのかな?


言葉の変換で、こんな話のネタができるくらいニュアンスって難しい、そして楽しいですね!


これは辞書では起こらないので、デシダルならではの遊びですね~!


ふふふ。
以上が、語学を勉強していてブログを書きたくなった小噺でした。


あ、答えが分からないって?
それはどれもニュアンスは違えど、区切りを表していると言う事です。
なので、正しいかは別として、何となく伝えたいって時は、②『玉ねぎをたくさんのセクションに』③『人参をいくつかにセパレート、または人参に沢山のデミリタを』④『団結したナス』でも行けるのかもなぁと思いました。
トンチが効いている気がしませんか?


逆に、海外の方にそう聞かれても答えられるくらい、頭を柔らかくしていたいですね~。


勉強記録動画をYouTubeとニコニコ動画にあげているので、もし良かったら見てもらえると嬉しいです!








ではでは。
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おら、うーたん
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